味覚がわからなくなる生活はもう耐えられない!

私たちの生活していくうえでも、食事はかなり重要です。食事もしっかりととらないと元気にもなりませんし、精神的にもへこんでしまいます。

やはり食事は体や心の健康のために大切だと言えます。また、美味しいものを食べるのも人生を楽しむ上では、かなり大切です。美味しくたべることは、幸せにも繋がるのです。

味覚の味蕾が正常に働いてこそ美味しい食事ができる

そんか食事が大切にできるのも、味覚が正常に働いてこそです。味覚は舌の表面にうる味蕾(みらい)とよばれる器官によって感じます。この味蕾も一定の期間ごとに再生をしていきます。肌のターンオーバーのような感じです。

そのターンオーバーも正常に働くからこそ、常に私たちは甘いものは甘いと感じ、苦いものは苦いと感じることができるのです。

ちなみに舌の部分によって味の感じかたの差があると言われてもいます。
しかしこれは、間違いです。舌全体で味は感じるので、部分ごとに味の感じかたに差はないようです。

いずれにしろ、舌の表面の味蕾があってこそ、私たちは食事をしっかりととることができるのです。

年齢を重ねるごとに味覚がおかしくなることもある

そんな味覚ですが、急に変わってくることもあります。
また、年齢とともに味覚は一般的に変わってくるとも入れています。

たとえば、若い頃と高齢になってからだと、同じ食べ物でも高齢の方が味が薄いと感じる傾向にあります。
年をとるにつれて、たとえば奥さんの料理の味付けがかわったなんて感じた男性もいるでしょう。

それは料理の方法を変えたとかではなく、実は味覚が変わってしまい、それによって味付けが変わってくるなんてことなのです。年齢による味覚の変化もやはり仕方のないこと、当たり前のことなので、それは障害とは違います。

しかし、本当に障害になってしまうと、次のようなことがおきます。
例えば、甘いものを食べても苦いと感じたり、苦いものを食べても_甘いと感じたりしてしまいます。

他にも、何を食べても味かしないなど、人それぞれで症状もいろいろと変わってきます。こうなると、やはり食事をとることも大変になり、苦痛になったりもするそうです。これでは体の健康にも影響してきますし、心の健康も保てなくなるかもしれません。

こうした味覚障害は誰でも起こりえるものです。さらに年齢も高齢だけとか、特定の層だけでもありません。もちろん、男性や女性といった性別も関係ありません。

不摂生な食生活が味覚障害を招いてしまう

せっかくの食事がきちんと味わえない味覚の障害は実はその前の食事が招いているなんてこともあるのです。食事も昔と比べれば、レトルト食品やファーストフード、またコンビニ弁当など手軽にとれるものが増えました。

その一方で、そうした食事により体の栄養のバランスは崩れがちになります。またダイエットの普及により幾度の食事制限や偏った食事にも鳴りがちです。それらによって、体の栄機能も正常に働かなくなることも珍しくなくなりました。

味蕾もこうした食事により正しく機能しなくなったり、ターンオーバーできなくなったりといろいろと影響を受けるようになりました。他にも食事や生活から来る病気により味覚に障害が発生したり、病気の治療薬が副作用で障害を招くことも出てきたのです。

子ページで食事との関係や病気や薬との関係、治療についてなどいろいろと情報を紹介しています。誰にでも起こりえる味覚の障害についても万が一に備えて知っておくようにしましょう。そうすることで、普段から予防にも努められるでしょう。

味覚障害とは

「何を食べても味がしない」「何も口に入っていないのに、何か苦い」など、味覚がいつもと違う状態が味覚障害です。
舌や咽頭や軟口蓋にある味蕾(みらい)という味蕾という感覚受容体があります。

口にした食べものは唾液によって物質が溶けます。それが味蕾に入り込み「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」の基本味覚をはじめとする様々な味覚が神経を介して脳に伝達されます。

味覚異常はこれらの神経自身、あるいは神経中枢に異常が生じることで起こります。
また、味の伝達を行う味蕾の減少や、委縮によっても生じてきます。

味覚障害を放置しておくとどうなるか

味覚異常を放置しておくと、味を全く感じなくなります。
食欲が減退し、栄養不足に陥る恐れがあります。
また、治療開始が遅れると、回復までの時間もかかるようになります。

味覚異常の種類

では、どのような状態が味覚異常にあたるのか、味覚異常の症状を確認しましょう。

味覚異常の種類は大きく二つに分けられます。
一つは味覚低下(味覚減退)です。
ある一つの味覚が減退することもありますが、多くの場合は4つの味覚が同時に低下し、味を感じなくなります。

もう一つは、異味覚といって異常な味がすることです。
常時苦い味がすることもあります。

その上で下記のような症状が知られています。
・味覚減退・味覚低下・・・味を感じなくなったり、味が薄く感じられたりする。
・異味症・・・本来の味とは違う味がする。例えば本当は「甘い」のに「苦い」と感じる
・解離性味覚障害・・・ある特定の味がわからない
・自発性異常味覚・・・口の中に何もないのに苦味や渋みを感じる
・悪味症・・・嫌な味がする

心当たりがある方は、味覚異常かもしれません。

味覚異常の原因

・亜鉛不足・・・亜鉛が不足すると、味蕾の新陳代謝が障害され、味覚障害が表れます。
・加齢・・・加齢とともに味蕾の数が減ったり、味蕾乳頭が委縮したりします。
・口腔内の乾燥・疾患・・・ドライマウス。唾液分泌の異常など、口腔内が乾燥する疾患がある場合。口腔カンジダ症など
・風味障害・・・アレルギー性鼻炎や、鼻づまりによって味覚が低下します
・合併症・・・糖尿病、腎臓、消化器疾患の合併症として現れることがあります。
・医原性・・・がんの放射線治療、抗がん剤の投与により生じる味覚障害。その他、抗生物質、降圧利尿剤、抗ヒスタミン剤などの副作用による味覚障害
・心因性・・・うつ、ストレス

味覚異常の予防・対処

 上記の原因の中で、具体的な心当たりがないのに味覚に異常を感じているとすれば、亜鉛不足が疑われます。実際に、味覚異常の半数以上は亜鉛不足により起きているそうです。

亜鉛を特に多く含む食品としては牡蠣が知られています。
それ以外は様々な食品に微量に含まれています。

亜鉛不足を補うために、牡蠣を毎日摂取するのは非常に難しく、現実的ではありません。実際にはバランスの良い食事をとる、ということになります。

ですので、もし亜鉛不足を予防するとすれば、サプリメントとして亜鉛を補充するのも効果的な方法といえるでしょう。

亜鉛は新陳代謝、エネルギー代謝、免疫反応に深くかかわっており、美肌、アンチエイジング、生殖機能の改善、感染症予防にも効果が期待できます。